Nikon D600 + AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
継続的にテーブルフォトで撮っていきたい被写体ができたので、先月 Nikon D600 と AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED をお迎えしました。
継続的なテーブルフォトとなると、ライカではやっぱりなかなかキツイものがあるので、他社のマクロレンズの購入を考えるようになりました。
で、いろいろと検討した結果、一番使いやすそうな焦点距離で写りも定評のあるこの AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED に行き着きました。
話しはちょっと脱線しますが、私がライカにマウント移行したのは大体7~8年前位なんですが、それ以前は、ペンタックスとニコンを使っていました。
ペンタックスはK-5、ニコンはD7000といういずれもAPSCのカメラで、ペンタをメインにしてました。
ペンタがいつまで経ってもフルサイズを出さないので、痺れを切らせて、その時興味を持ち始めたライカに思い切ってマウント移行したんですよね。
あぁ、懐かしい。
実はこのレンズ。当時使っていたことがあって、今回マクロレンズを考えたときに、まずこのレンズが思い浮かびました。
このレンズだったら焦点距離・写りともに申し分ないし、もう一度このレンズを使ってみたいと思ったことも大きかったです。
まぁ、中古で品数もあって、値段もお買い得なものが多かったってのが一番の理由ではありましたが。
目的がほぼテーブルフォトのみなので、できる限り予算をかけずに揃えたかったんですよね。
で、カメラ本体を考えたときに、フルサイズは欲しかったので、昔のニコンのフルサイズ一眼レフを新宿のカメラ屋さんで物色していたら、このD600がものすごくリーズナブルに出ていたので、一晩考えた上で購入するに至りました。
フルサイズの一眼レフがこの値段で購入できるとは、良い時代になったものです。
このD600ですが、2012年9月の発売なので、約9年前のカメラになります。
センサーは、2466万画素のフルサイズCMOS。
記憶メディアは、SDカードのダブルスロット。
ファインダー視野率フルサイズで100%。
シャッタースピード ~1/4000
ISO 100~6400
十分すぎですね。
あまり使われてこなかったのか、9年前のカメラでもボディも中身も全然へたってませんでした。
ま、軽いスレとかはありましたが。
レンズの方は、2008年3月発売なので13年前に発売が始まったレンズですね。
ミラーレスへの切り替わりで旧製品になったようですが、まだ新品での販売もおこなわれていると思います。
光の反射を徹底的に防いでゴーストやフレアの発生を抑えるというナノクリスタルコートが採用されています。
私は、中でもこの60mmという焦点距離が秀逸だと思います。
100mm前後のマクロは各社素晴らしいレンズを出しているのですが、これくらいの焦点距離のマクロってわりと少ないんですよね。
最短撮影距離18.5センチなのもあいまって、テーブルフォトに最適だと思いますし、常用レンズとしても使えるレンズです。
早速、試写がてら紫陽花などを撮ってきたので、何枚か貼っていきます。
良い感じですね。
カメラもグリップや重量バランスが良いので、とても撮りやすいです。
私は普段はMFレンズを使っているので、今回久々のAFレンズでした。
合焦速度も速いし、ピントも正確だと思います。
フルタイムマニュアルはとても便利ですね。ただMFとして使うにはヘリコイド(ピントリング)での微妙な合わせがしずらいところがあるので、AFで使うのが正解なレンズだと思います。AFで十分くるので問題ないと思います。
フルサイズ一眼レフ、少し前のものは値段も相当落ちてきているので狙い目かもしれませんね。