ロベール・ドアノー写真展
先月、渋谷Bunkamuraで開催されていた、写真家ドアノー/音楽/パリ展に行ってきました。
ロベール・ドアノーは大好きな写真家なので、とても楽しみにしていた写真展です。
写真もモノクロのプリントもとても美しく、ため息交じりに観覧してきました。
中でも、「サン=ジェルマン=デ=プレのジュリエット・グレコ」( ↑ の真ん中の写真)と「オペラ座のキス」( ↑ の左の写真)、あとポストカードは買ってないですが「レクリューズのバルバラ」という3枚の写真がとても好みで印象に残りました。
行ってきたのが平日夕方だったこともあって、他の観覧者もほとんどおらず、ほぼ貸切状態でした。
ゆっくりと見て回ることができて、至福の時間を楽しめました。
ロベール・ドアノーの名前は聞いたことがなくても、↑ の写真は見たことがある方が多いのではないでしょうか。
ロベール・ドアノーは、この写真を撮った写真家で、パリを舞台にした素敵な写真を数多く撮っています。
1950年代には「ヴォーグ誌」の契約カメラマンとしても活躍していました。
↑ の写真は、「パリ市庁舎前のキス」というタイトルの写真で1950年に撮られたものです。
この写真を初めて見たとき、なんて格好良い写真だと、こんな格好良い写真が撮れるんだと、本当に衝撃を受けました。
自分もこんな痺れるような、衝撃を受けるような格好良い写真を撮れるようになりたいって思いました。
この写真は、私にとっての永遠の一枚ですね。
残念ながら、今回の写真展では展示されてなかったのですが、ポストカードだけ販売されていたので、記念に買ってきました。
あと、図録も買ってきました。
モノクロの極上の写真が楽しめた、とても素敵な写真展でした。